ディレクター

監督紹介

フェデリコ・ベイロー(Federico Veiroj)

1976年、モンテビデオ生まれ。カトリカ大学コミュニケーション学部卒。

米国のバージニア・コモンウェルス大学で一期だけ映画を学ぶ。1996年から短編を撮り始める。同時に、俳優として数々の短編に出演、スクリプターとして「ウィスキー」や「25ワッツ」に参加。(どちらもウルグアイの監督、故フアン・パブロ・レベージャとパブロ・ストールの共同監督作品)

2008年に「アクネ」の脚本・監督で長編デビュー。ロサンゼルスAFI国際映画祭で審査員長賞、新ラテンアメリカ映画祭初監督作品賞を授賞したほか、カンヌ映画祭カメラドール、スペイン・ゴヤ賞のイベロアメリカ映画部門にノミネートされた。

2010年、本作「映画よ、さようなら」が、トロント国際映画祭ヴィジョン部門で上映され、63分余りの尺ながらも、注目を集め、有力紙に取り上げられる。トロントでは、ロングインタビューを受け、サンセバスティアン映画祭、新ラテンアメリカ映画祭での受賞を経て、本国ウルグアイを初め、カナダ、米国、英国、ブラジル、スペイン、フランスなどで公開された。

最新作は、スペインを舞台にカトリック教会から脱退しようと試みる男性を、コメディタッチで描いた「Apostate」(背教者)で、2015年トロント国際映画祭ワールドシネマ部門参加、サンセバスティアン国際映画祭では、審査員特別賞、FIPRESC賞を受賞。