ヴァレリオ・マスタンドレア
(ジュリオ)
1972年 ローマ生まれ
1993年の初舞台に続き、1994年「映画泥棒」でスクリーンデビュー。コメディからシリアスなドラマまで、幅広い役柄を自然体で演じて、数々の作品に出演。
本作で、イタリアのアカデミー賞、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞、主演男優賞、「自由に乾杯」で、助演男優賞をダブル受賞。
2013年のイタリア映画祭上映作品では、「綱渡り」のタイトルで上映された本作と共に、「司令官とコウノトリ」「家の主たち」「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」と計4本に出演。
2014年は、アベル・フェラーラ監督、ウィレム・デフォー主演の「Pasolini」、マイケル・ウインターボトム監督「The face of an Angel」に出演予定。
バルボラ・ボブローヴァ
(エレナ)
1974年 スロバキア生まれ
ブラチスラバの演劇芸術アカデミー卒業後、
ニューヨークに渡り、90年代半ばにイタリアへ。
1997年、マルコ・ヴェロッキオ監督作品「Il principe di Homburg」でイタリア映画デビュー。
2005年のフェルザン・オズペテク監督作品「聖なる心」で、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞主演女優賞、イタリアゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞し、イタリア映画界に新風をもたらした。
2008年、シャーリー・マクレーン主演の「ココ・シャネル」で若き日のココ役に抜擢され、2010年には「ブルーノの幸せガイド」のティナ役を演じた。
2014年のイタリア映画祭では「南部のささやかな商売」に出演。