フランス映画批評家組合が主催する国際批評家週間。
監督週間と同じく、カンヌ映画祭とは主催団体が違って
独立しているパラレル(並行)部門で、ひと足早く
グランプリが決定。
アルゼンチンのサンティアゴ・ミトレ監督(34)
のPaulina (La Patota) 。
映画祭でのタイトルはPaulinaになっているけれど
アルゼンチン国内ではLa Patota。1960年のダニエル・
ティナイレ監督の同名作品のリメイクなので。
時代を現代にうつした物語の主役パウリーナを
演じるのは、アルゼンチンのドローレス・フォンシ。
弁護士であるパウリーナ、判事の父がいる
生まれ故郷に戻って、荒れた若者たちがいる学校の教師と
なるのだが…。「正義のために法を破れるか?」
と問いかけられるサスペンス映画だそうだ。
最近、精力的に映画出演しているフォンシ。
ガエル・ガルシア・ベルナルとの
間に2人の子供を授かったけれど、
昨年、別れたようで、今回の撮影中に、
ミトレ監督と恋に落ちたようだ。