今週末2/12~20日まで渋谷ユーロスペースで開催させる
北欧映画の1週間「トーキョーノーザンライツフェスティバル」
この中のドキュメンタリー「革命の歌」は、60年代後半、
フィンランドで革命歌を作ったり、歌ったりしたグループや
人々の今の姿を伝える作品。
この作品の原題でもある「Kenen joukoissa seisot」
(あなたはどちら側)という歌から始まり、
当時の活動や現在のことを語りつつ、今、その人々が
いる場所で、皆で歌ったりする。
「インターナショナル」も歌っていたけれど、
なんと!「El Pueblo Unido Jamas Sera Vencido」も
歌ってた!
チリのセルヒオ・オルテガ作曲、
キラパジュンの代表作(邦題:不屈の民)。
上記の映像は1973年9月11日のチリのクーデターの数日前に
首都、サンティアゴ・デ・チレの
大統領官邸(ラ・モネダ)前で、キラパジュンが
歌った時のもの。
このフィンランドのドキュメンタリーの中では
こんな勇ましくなかったけど、メロディを聴いて
「お~~~っ」と思ったのでした。
チリのヌエバ・カンシオンの中で国際的に
最も知られた曲、と言われて来たけれど、
北欧でも歌われていたことは、このドキュメンタリーを
観るまで知らなかったっす。
感慨深い…。