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イングリッド・ベタンクールの著書、ハリウッドが権利購入

2002年、大統領候補だったときに
コロンビア革命軍(FARC)に誘拐されて、
2008年に解放されたイングリッド・ベタンクールの
著書、“No hay silencio que no termine:
mis seis años de cautiverio en la selva colombiana”
(終わらない沈黙はない:コロンビアのジャングルで
拘束された私の6年間)の映画化権をハリウッドの
プロデューサー、キャスリーン・ケネディの会社、
The Kennedy/Marshall Co.が100万ドルで取得した。
コロンビアのフィルムコミッションのサイト(スペイン語)
COMISION FILMICA COLOMBIANA
キャスリーン・ケネディは「シンドラーのリスト」「シックス・センス」から
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」そして
来年日本公開のクリント・イーストウッド監督作品
「ヒアアフター」のプロデューサーとして有名。
まだ、どのような内容になるのか不明だが、監督として
名があがっているのは、ベネズエラ系アメリカ人の
ベティ・カプラン。
彼女はニューヨーク生まれのカラカス育ち。現在は、
ロサンゼルス在住。
日本では、1994年の「愛の奴隷」しか公開されていない。
なんちゅう邦題やねん!と思うけれど、主演は
アントニオ・バンデラスとジェニファー・コネリー。
原作はイサベル・アジェンデの小説『Of Love and Shadows 』
(『DE AMOR Y DE SOMBRA』)
チリのピノチェトのクーデターを背景にしております。
ま、英語ですがね。若いねえ、バンデラスも。

このニュースをコロンビア・フィルムコミッションが
取り上げたのも、やはり、ロケ地はコロンビア!という
期待があるからでしょうなあ。