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各党の有名人擁立に思う

間もなく選挙だからですかね。最近、次々と有名人の
擁立が始まっております。各党とも。
ま、一番、ニュースになったのは、ヤワラちゃんでしょうが、
これから、まだ、続々と出てくるような。
でもね~、その道のプロと政治家というのは、
相容れるのでしょうか。
もちろん、優れた方々なので、功績を残されるのでしょうが、
国会で法案とか決めるときに1票を入れる時に、
その人がどんな考えをしているのかを知らずに、
有権者は「顔を知っている」というだけで投票できるのでしょうか。
ま、県知事とか市長なら、常に動向をチェックすることも
できるでしょうが、議員さんなんてえらい数がいらっしゃる。
つまり、今、比例代表で擁立されていらっしゃる方々は、
党が獲得票で決まるのだから、個人の考えが云々というより、
党の考えに忠実な方々なのでしょうか。
それとも、党の獲得票数を増やしたいがための擁立なのでしょうか。
って、実は分かっとること聞くなよって、感じですが、
ご本人たちは、それでいいのかなあ。
利用されているとは思わないのかなあ。
それにですね、選挙も政党助成金も私らの税金だということを
考えると、
「なに考えてるねん!」というか
「なにも考えてへんやろ!」と言いたくなって来る。
それを嬉しそうに取り上げるマスコミにも辟易。
もうねえ、ほんとにどうにかしてほしい。
誰か聞けよ「立候補されるのでしたら、普天間移転に
関して、どのような意見をお持ちですか」とか。
はたまた「遅れている口蹄疫対策については?」とか。
それぐらいのツッコミ入れてもいいのではないでしょか?
Twitterでもつぶやきましたが、
民間の中小企業が人材を育てる時間的経済的余裕が
ないから、経験者を、と言っている、このご時世に
その道のプロではあるけれど、政治には素人の方々を
育てる余裕が政界にはあるのね。私らの税金使って。
みんなやっているから、乗り遅れるな!
有名人を確保せよ!みたいな指令が
自民党および自民党から分かれた政党の
中で囁かれている気がします。
これなら女性閣僚に美人ばかりを集める
イタリアのベルルスコーニのほうがマシだ。
だって明らかに、分かりやすい。
誰がやっているか、責任は誰にあるか。
有名人擁立政党は、国民をバカにしているとしか
思えない。乗るほうも乗るほうだ。
小泉政権のときでも、マスコミにマドンナとか
小泉チルドレンとか騒がれた人々は使い捨て
だったではないの?(また拾われた人もいるけど)
政府が間違った方向に行こうとするときに
抗議するアーチストや俳優やスポーツ選手が
多い、北中南米アメリカのことを考えると
日本はアーチストや有名人のあり方が全く違うのだなと
思う。
早く、目を覚ましてほしい。政党も候補者も。
テレビが娯楽だった昔のやり方ではムリだということに
気づくべきだ。
国民はそんなにアホではないのだ。