が~~ん、もう4月に入って10日目。。
ちょっとした帰省や抜歯(まだ腫れてる…)やら、
いったい、何をしていたのか分からないままに
すぎたような日々ですが、それもこれも、
中々、暖かくならなかったのが原因か、と。
実は怠け者なだけ。寒いとお布団に
入って読書、とか、お風呂に入って読書、とかに
心動かされて…。
あ、言い訳はこのぐらいにして、
最終まで行っちゃわなきゃ、グアダラハラ映画祭。
今日は暖かくなったしね。
さてさて、最終の2日間で観た映画を。
まずは、キューバのヘラルド・チホーナ監督最新作。
(「ビバ!ビバ!キューバ」「Perfecto Amor Equivocado」)
といっても、まだ、できあがっとらんので、
音楽なしでしたが、いやあ、私は飽きなかった。
タイトルは「Boletos al Paraiso」
(「楽園へのチケット」)
原作はホルヘ・ペレス著「Confeciones de un medico」
(「ある医師の告白」)
原作は、キューバで最初に見つかったエイズ患者の話なのですが、
映画の中では、社会的背景よりは個人的な物語に
なっていて、父親に陵辱されエイズにかかった若き女性を
中心に、ハバナに出るためにエイズに感染しようと
する若者グループとその中で、本物の愛に目覚める女性を
描いています。
重いテーマながら(ましてや音楽なしで)惹き付けられたのは、
この映画がデビューとなる若手俳優たちの熱と、演出、
そして、何よりも撮影監督であるラウル・ペレス・ウレタの
腕でしょう。
今のところ、まだ完成していないので(資金不足でいつ完成かも不明)
フィエスタアメリカーナのマーケット試写、それも急遽決定、
身内だけ、という形だったのですが、
前回のクレマタ監督の「Premio Flaco」といい、低予算の中で、
ここまでエネルギーある映画を作れるのは、すばらしい!!
まだ完成していないので、写真も予告もない。
ということで、監督と会場の様子を。
チホーナ監督
試写場所
集まった人々
全部書こうか、と思ったら長くなっちゃったので、
分けることにします。