みなさま、昨年3月に公開したにもかかわらず、
キューバ映画「永遠のハバナ」にご興味もっていただき、
本当にありがとうございます。
掲示板がなくなってからも、メールで「DVDはまだかい?」と
お問い合わせいただき、うれしいながらもプレッシャー感じつつ、
ここまで、どのような形が理想的なのかを追求して参りました。
そ、そして、ついに決心しましたぞ!!
自社レーベルで出す!と。(←おいおい)
ほんと、これを言うと、聞いた人は唖然となって沈黙します。
そのあとで、「おいおい、大丈夫か」と。
ご心配はごもっとも!
しっかし、この作品は、キューバの映画祭に行って、
何の知識もないままに権利を買い、字幕つけてから、
劇場営業するという(それもユーロスペース1本で)、
無謀なところから始まっているので、最後まで、
無謀でもええやないか、と思った訳です。
もちろん、複数のメーカー様からのオファーはいただきましたが、
(どうもありがとうございました)
実際に、こうしてネットなどを通じて、みなさまからの声をいただき、
反映させることができるのは、自社制作かな、と思いました。
この作品がここまで来られたのも、劇場に足を運んでくださったり、
ブログなどに映画評を書いて下さったみなさまのおかげです。
そして、神戸より西と南、東京と北海道のあいだ(広い!)では
公開されなかったという現状もふまえまして、DVD発売記念で、
スクリーン上映する方法なども考えたいと思っています。
この作品は、やはり最初にスクリーンでみていただきたいな~と
思っていますもんで。
てなわけで、最後まで無謀を突き通し、「永遠のハバナ」だけではなく、
ラテンアメリカ映画全体を盛り上げて行きたいと思っています。
来年は、キューバクラシックにアルゼンチンのケン・ローチも
待っておりますので(笑)、自社レーベルとともに、
お蔵入りするラテンアメリカ映画をせめてDVDでだせる、
といった状況に持って行きたいと思います。
なぜなら!!!
蔵出し上映で映画祭ができるほど、
ラテンアメリカ映画はお蔵入りしているからです!!
それにビデオも未発売。
もったいない。
こんなもったいないことはございません!!
すぐれた作品が可哀想です。
お蔵入りさせるなら、買うな!と私は声を大にして言いたい!!!
ラテンアメリカ映画の国際セールスや製作会社から、
「日本の会社は、とても高く買ってくれるので、
すごく喜ぶのだが、公開してくれないんだ」
と、よく言われます。
みんなただ売るだけではなく、公開されて、
DVDになって、日本で広まる事を期待している訳です。
見たい人だってきっといると思うのです。
<ちょっと休憩>
あ~~チカラが入ってしもたがな。
ま、という経緯で、自社レーベルといっても、
要するに自費出版と同じなのですが、ここはひとつ!
もうひと踏ん張りしてみたいと思います。