2022.4.10(日)「映画、言いたい放題」@新宿かくれが

ようやく春が近づいてきました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

全く更新していないブログを久々に開きました。

2020年にコロナ禍が始まってから、すでに2年。何かをするにしても、大勢で集まることの是非を考えさせられ、告知も行ってきませんでしたが、実は、細々と密かにオンラインやメキシコから発信するRadioGohanや、対面少人数で「映画、言いたい放題」を行ってきました。

21世紀にこんなことが!と思われるロシアのウクライナ侵攻を目にする日々で、精神的に参っている方々もおられるようですが、ほんの少しの時間でも、映画を観て誰かと話す場を作ることが、今、自分にできることなのかも?と、各地で自主上映をしている「旅する映画館Cafe de cinema」主宰のちゃっぴいと、新宿で月いちでトークを始めました。会員制の老舗バーなのと、まだまだコロナが収束しているとは言えないことから、定員20名ぐらいの少人数です。なのに、この顔がでかいチラシは何なのだ!と思うのですが、バーの常連さんが作ってくださいました。どのみち面がでかいんだから、いいだろっ!てな感じで。

今、Cafe de cinemaのFBサイトで告知・参加募集していますので、そちらもご覧ください。

Facebookアカウント持ってられない方はTwitterのDMで(今、オープンしています)

今回は第3回目、「映画、言いたい放題@新宿かくれが」では、「ホドロフスキーのDUNE」の上映とトークを行います。先日のアカデミー賞で6部門を受賞した「デューン/砂の惑星」の中で、あのアレハンドロ・ホドロフスキーの絵コンテから実現されたものがあると、ちゃっぴーに聞き、ここで、あの壮大で破天荒な企画のドキュメンタリーをもう一度、見てみたい!と思ったからです。

「映画、言いたい放題」の第1回は「2022年に観たい映画」、第2回は「アカデミー賞直前特集」でした。

<開催日時>
2022年4月10日(日)
開場15:30
開始16:00
16:00〜 『ホドロフスキーのDUNE』上映(90分)
17:30〜 言いたい放題トーク
18:30  終了
19:00〜 かくれが通常営業
言いたい放題なんとなく第2部?もありますので、お時間あれば、そのまま会場にてお待ちください〜(料金等別途/かくれが通常仕様)
<料金>
3,000円(上映+2ドリンク付き)+投げ銭
<会場>
かくれが新宿区新宿3-11-3 新宿土地建物第3ビルB1
03-3354-8372
『ホドロフスキーのDUNE』
<ストーリー>
1975年にホドロフスキーによって企画されるも、撮影を前に頓挫したSF大作、ホドロフスキーの『DUNE』。「映画化不可能」と言われた小説、フランク・ハーバートの「DUNE」を原作に、そうそうたる面子をキャスト・スタッフに配し、莫大な予算と、12時間にも及ぶ上映時間を予定していたというその企画は“映画史上最も有名な実現しなかった映画”と言われ、伝説となっている。
本作は、ホドロフスキー版『DUNE』の顛末と、ホドロフスキー、プロデューサーのミシェル・セドゥー、ギーガー、『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督等のインタビュー、膨大なデザイン画や絵コンテなどの資料で綴る、驚愕、爆笑、感涙のドキュメンタリーである。
<作品概要>
監督:フランク・パヴィッチ
出演:アレハンドロ・ホドロフスキー、ミシェル・セイドゥ、H.R.ギーガー、クリス・フォス、ニコラス・ウィンディング・レフン
2013年/アメリカ/90分/英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語/カラー/16:9/DCP
http://www.uplink.co.jp/dune/
(c) 2013 CITY FILM LLC, ALL RIGHTS RESERVED
2014年にホドロフスキーが来日した時に、ずっと通訳についていたので、その面白さや裏話もお話できるか、と思います。その時に、お寺で坐禅を組んだ映像がYouTubeにありました。聞いている人が退屈しないように一言ずつ通訳せよ、というお達しで、話がどこに飛んでいくのか分からない中で、ドキドキでしたが、呼吸が合っていくにつれ、どんどん自分が透明になっていくような気がしました。空間と言葉と身体の融合を感じた不思議な時間でした。あれはお寺だったからかもなあ。私が背後霊のようにいますが、この動画は通訳ではなく、字幕がついています。
ここまで編集してくださったViceはすごい。
これから少しずつ、ブログも更新しようと思います。春だし、もうコロナで2年も冬眠状態だったので。
いつも告知ばかりなので、ちゃんと映画についても1本ずつ書き始めたいと思います。
今はラテンな映画の公開が少ないのですが、AmazonやNetflixには、たくさんあるので、ゆっくりと。
(ゆっくりしすぎやろ!)