5月5日の上映
12:00 「ル・コルビュジエの家」
14:30「スリーピング・ボイス~沈黙の叫び~」
16:45「スニーク・プレビュー」
5月5日のメイン・イベントは、
「スリーピング・ボイス~沈黙の叫び~」終了後の、
作家の星野智幸さんとのトークです。
星野さんの著作は、このブログでも度々、
ご紹介しているのですが、中でも大作
「夜は終わらない」は、分厚いのに
何度も読みたくなる物語。
昨年、夏に書いたブログ↓
そして、いま、最新の文藝のトップを
飾っているのが、星野さんの最新長編
一挙掲載「呪文」。
これは、現実に今の日本に起こっていることが
背景にあって、老齢化のために昔ながらの商店街が
シャッター街となりつつあるところに、トルタ屋(メキシコでは
ポピュラーな外側が堅いパンの間に色々はさむやつ)を
出す霧生くんの話から始まるのですが、
(彼はメキシコで修行した)もう、余りにも
自分に似ているので、ハラハラしながら読んでます。
メキシコのトルタは、こんな感じ。
果たして明日までに読めるのか、というハラハラ度
ですが、そんな星野さんと今回の特集上映作品や
星野さんの小説を通して、今の日本のことを
話せたらいいなあ、と思っています。
なぜなら、私がラテンアメリカ映画を上映して
きたのも、そこに生きる知恵があるからで、
それは実は昔の、たとえばうちの亡き祖母の
生き方とかぶるところがあって、決して
遠い国のこととは思えないからです。
映画も小説も物語が生まれるにいたった
「根底にあるもの」が面白いと思うのです。
星野さんとは一緒に「スリーピング・ボイス」を
観て、その後、トーク、それから、一体何の映画?という
スニーク・プレビューまでご一緒していただけるそうで
とっても楽しみ~♫
スニーク・プ
レビューは63分というウルグアイの中編ですが、
ずっとやりたかった作品です。
ポスターは劇場に貼ってありますが、ここでは、
ちと、別のビジュアルを。
トークはスニーク・プレビューのみを観られる方も
聞けますので、ぜひ!
16:30ぐらいに来ていただけると間に合うか、と。
スニーク・プレビューに関しては、何も話しませんので、
ご安心を。
でも、映画好き、映画人の皆様に捧げる
シネマテークの物語です。
あ、言っちゃった!