サンセバスティアン映画祭のこと書き終わる前に
これ!!いやはや、全く知らなかったバスクのチャラパルタ。
久々に音楽で涙した。
なんでか分からないけれど、涙腺ゆるんでるかも。
バスクといえば、以前、ケパ・フンケラのCDを
古書ほうろうで見つけて、即買いしてしまったことがあるのだが、昨日のすみだトリフォニーホールで
オレカTXが出てきたときの衝撃たるや。。。
材木(木片といわれてたけどそんなヤワな感じじゃない気がした)を
材木の棒で叩くチャラパルタという伝統楽器。
まあ、その音が、深くて優しいのだ。
(どちらも自分に足りないものだからか?)
私にとっては、「材木」です、これ!
上記の映像は、今夜、仕事山積みなのに
観に行ってしまったアップリンクで上映中の
ドキュメンタリー、
『遊牧のチャラパルタ ~バスク幻の伝統打楽器奏者オレカTXの旅~』
の中のもの。昨日、生で観て、やられたSaampiのクリップ。
トリフォニーに行けなかった方は、ぜひ、この
ドキュメンタリーを!
いま、CD聴きながら書いているのだが、
これぞ「ノマド」
(コンピュータを外で使うだけで言うなよっ!)
北極に行けば氷で、砂漠に行けば岩石を削って
現地のチャラパルタを作って音を探して演奏する。
バスクのチャラパルタは地元にある樹木から
作るから、同じ発想で楽器を作るのだ。
その楽しそうなこと。
なにしろ、このオレカTXの2人が、いい。
トリフォニーでも、そうだったけれど、なんていうか
自然体。もう、音を探したい!感が身体から出てる。
ドキュメンタリーではインドにいたかと思うと
北極、モンゴル(ホーミーとのセッションが、また
すばらしい)、サハラ砂漠に難民キャンプと、
現地の人々とセッションするために向かう。
これを観て「地球って広いなあ」と思った。
世界を全て知るなんて、無理。
だからこそ、面白い、と再確認。
ホーミーや倍音にノックアウトされて以来の
衝撃だったのだが、それがホーミーと共演して
相乗効果で、「今まで知らなくてすみません!」
と言いたくなった。
もう、ほんと、紹介してくれた皆様に感謝!
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