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ノーベル文学賞、マリオ・バルガス=リョサの小説と映画

今年のノーベル文学賞は、ペルーのマリオ・バルガス=リョサ。

今日から本屋さんでは、バルガス=リョサ・フェアなんか
行われたりするのだろか、と思いつつ、ここでは、
映画化された作品とか映画の中に出て来た作品を。
まずは、言わずと知れたキューバ映画「苺とチョコレート」で、
最初にディエゴとダビドがコッペリアで出会った時に、
ディエゴがカイエ・デュ・シネマとともに、わざと見せたのが、
「ラ・カテドラルでの対話」
「リョサ、好き?」とか聞くディエゴ。当時のキューバでは、
普通には読めなかった、バルガス=リョサの小説。

こんなことでもないと、ペルーのフランシスコ・ロンバルディ監督を
紹介できないので、やっちゃうぞ。
「都会と犬ども」フランシスコ・ロンバルディ監督

「パンタレオン大尉と女たち」(DVDタイトル「囚われの女たち」)
フランシスコ・ロンバルディ監督

「フリアとシナリオライター」(映画化タイトル「ラジオタウンで恋をして」)
若き日のキアヌと、このピーター・フォークをもう一度、観たい!
ジョン・アミエル監督

「ヤギの祝宴」(これは邦訳が出ていないのかな?と、
思ってたら2011年1月、「チボの狂宴」というタイトルで刊行予定

監督はルイス・リョサ
イザベラ・ロッセリーニが出演。2006年のラテンビート映画祭で上映。

ちなみに、新百合映画祭で上映される「悲しみのミルク」(Teta Asustada)は、
バルガス=リョサの姪っ子のクラウディア=リョサ監督作品。
はあ、これで気がすんだ。
バルガス=リョサとキューバ、ガルシア=マルケスは微妙な関係で、
当初は革命を支持していたリョサは、71年、キューバの詩人、
エルベルト・パディーリャの作品を反政府的だとみなして、
自己批判させた革命政府に不支持を表明した。
ガルシア=マルケスは、支持し続けた、と、簡単には
言えないのだけど、そのあたりの詳しい顛末は、
この本に書かれています。
すでに読んで、感想を書こうと思いつつ、そのままに
なってしまっておる!!
絆と権力―ガルシア=マルケスとカストロ/アンヘル エステバン

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絶版になっている「世界終末戦争」ぐらいは復刊されるかな?
フリアとシナリオライター (文学の冒険シリーズ)/マリオ バルガス=リョサ

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緑の家(上) (岩波文庫)/M.バルガス=リョサ

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