19日の夜に帰国しましたが、あっちで書いて
アップできなかった分をボチボチ。
見た映画などのメモ代わりってことで…。
満足度120%のグアダラハラのおすすめホテルについて
All Aboutに書いてみました。
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
13日、14日は映画祭の中心とでも言うべき2日間。
できるだけ映画を観ようと思いつつ、打ち合わせも
めじろ押しだったので、選びに選んでみた。
その1本が「永遠のハバナ」のフェルナンド・ペレス監督の
最新作「ホセ・マルティ:カナリアの目」
キューバ独立の父、ホセ・マルティの幼少時代を描いた作品。
つまり19世紀が背景で、でも、そんなに時代がかってもおらず、
予想を上回るできだと思った。
ホセ・マルティの原点でも言うべき出来事やエピソードを
もとに構成されているので、キューバ人に言わせると、
「全部、知ってる」って感じな映画らしいが、
独立闘争の萌芽が良く分かって、私は面白かった。
ペレス監督の詩的な映像は今回も生きています!
最初の30分を観ていないので、全体の感想には
ならないですが、子供時代のホセ・マルティを
演じた子役も、すごく知的で抑えた演技が光ってた。
ただ、私は最初の30分を観ていないので、
長く感じなかったけれど、全部を観るとどうなのか?
キューバ独立を求める「ビバ!クーバ・リブレ!」という
声がどんどん高まっていくところには、思わず涙。
これが3部作の1作目(他の作品は別監督らしい)ということで、
3作できたら、どうなるのかとても楽しみな作品。
昨年、12月に監督と会ったときには、
「カンヌに間に合えばいいんだけど」と
言っていたけれど、早く仕上がってよかった。
この日の映画は、これだけで、あとはミーティング。
そして、夜はフィルム・マーケット関係のカクテルパーティ。
例年のごとく、セントロのFonda San Miguelで。
真っ先に行き当たったのが、なぜかスペインのカナリア諸島から来た
若きドキュメンタリー監督。熱にほだされて、つい、
DVDを受け取ってしまった。
そのほかアルゼンチン、エクアドル、コロンビアの各映画協会の
人々やら、グアダラハラの若者たちやら…。
23時ぐらいで終わったので、そのままフランス主催のパーティに
なだれ込み。他にCanana Filmsのパーティもあったので、
どちらに行くか、二手に分かれた。
フランス主催パーティは、壁画で有名な
オスピシオ・カバーニャスのでっかいパティオで。
なぜか、ブルーの照明が全体を染めてた。
ちゃんとテーブルと椅子が置かれて、食事もある、という豪華版。
でも、そんなに面白いもんでもないねえ、と
チリやアルゼンチンのやつらと話しつつ、しっかり、
うまいワインだけはいただいて、私は午前2時には退散。