まもなくベルリン映画祭だからか。
海外各国の全く知らない人々から電話がかかってくる。
「ミーティングの予定を・・・」
ーベルリンには行かないよ
「どうして?」
ー寒いから
「・・・・」
今だって、東京で何とか冬眠しないように
頑張ってるのに、この時期、もっと寒いところに
行くなんて…というと、みな、『???』
彼らは、ワーカホリックなので、私のような
怠け者の存在が信じられないのです。
とはいえ、みな、どこでうちの電話番号を
入手しておるのだ?
メールで連絡してくればいいものを。
ブエノスアイレスのフィルム・マーケットの
データベースがカンヌ映画祭やベルリン映画祭と
連動しているので、きっとそこから入手したのだと
思うけれど、
ーうちはスペイン語映画だけだから
次はグアダラハラに行く。
というと、
「へ?」
ってな感じになる。これまでフランスとアメリカと
ドイツの会社から、売り込み電話があったけど、
みな、電話の向こうで(苦笑)って感じ。
送られてきたラインナップを観てみると、
「ぜんぜん、違うやんけ!」
ま、数打ちゃ当たる、というか、多分、
ノルマがあるんだろうなあ。
だいたい、ヨーロッパやラテンアメリカの
セラー(映画の権利を売る会社)は、
固定給を低く抑えて、コミッション制だから。
という前置きを「ゴヤ賞」のところで書いたら
長過ぎたので、こちらに移しましたわ。