「フラガール」を製作したシネカノンが、再生法適用申請。
ささやかれては、いたけれど。
映画ファンドって、本当に機能するのか、と
疑っていたけれど。金儲けだけを考えるなら
映画にはいかないよなあ。
製作は多くの人々をまきこんだ賭けだけど、
当たるかどうか、ではなくて、
良い作品ができるか、どうかの賭けだと思う。
シネカノン配給のケン・ローチ作品は好きだったのに。
映画ファンドはだめなのか
Twitterでつぶやきながら気づいた。
今回の再生法適用で、シネカノンの回収不能になった負債を抱えることになる
中小零細企業とフリーの人々のことを。
47億も負債があったら、数千万が小さく見えるのだろうが、
小さな会社は、数百万でもつぶれてしまう。
「ない袖は振れない」から、泣き寝入りするしか
ないのだろうか。
大手は弁護士雇って、先に取り立てる。
製造業でもサービス業でも同じ。
大型倒産があれば、その裏で、
理不尽なしわ寄せを受けて苦しむ人々が必ずいる。
そして、そういう会社や人々のことは、ほとんど
報道されない…。