いつの間にか発売になっていた「チェ・ゲバラ 革命への道」
チェ・ゲバラ 革命への道 [DVD]
￥3,656
Amazon.co.jp
これは、キューバ映画芸術産業庁（ICAIC）のアーカイブから
編集された本編55分の作品で、「革命への道」というシリーズの
１本。原題は、「Che Guevara, Donde Nunca Jamas se lo imaginan」
タイトルは、ゲバラの死を知ったとき、
キューバの詩人エリセオ・ディエゴが書いた詩の一節から
とったものです。DVDの中で本人がこの詩を朗読しています。
これまでのゲバラ・ドキュメンタリーの中では、
とても詳細にゲバラの足跡をたどり、グアテマラから母に
あてた手紙やら、メキシコでのカストロとの出会い、
はたまたシエラ・マエストラや国連での演説やらも
入った、コンパクトながら中身が濃い作品です。
そのうえ、アマゾンでも説明されていませんが、
特典映像が90分もついておるのです。
なんと、その中には、サンティアゴ・アルバレスの
「Hasta la victoria siempre」や、アルベルト・コルダの
「Una foto recorre el mundo」そして、
ゲバラがボリビアで殺害された後、３人のキューバ人
（ポンボ、ウルバノ、ベニグノ）が
どのように脱出したかを、当人たちが語っています。
映画「チェ」で、ゲバラ役を演じたベニチオ・デル・トロは、
この３人に会って、くわしく話を聞き、ベニグノは、
スペインでの撮影に立ち会ったとか。
（「チェ」プロダクション・ノートより）
その３人がもっと若い時代に語っています。
ベニグノは、その後、フランスに亡命したので、
スペインでの撮影に立ち会ったのか、と。
ということで、このDVD、本編よりも特典（スクリプトなし）
の字幕に苦労したから、言う訳じゃないですが、お買い得。
Hasta la Victoria Siempre （後半）
