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ホアン・カルロス・タビオ監督新作

昨年間に合わなかったので、
年が明けてから、一気にアップ!!
まずは12月7日のつづきから。
さて、
「Desierto Adentro」で、ぐっと疲れたあと
キューバのJuan Carlos Tabio監督(「バスを待ちながら」)
最新作「El Cuerno de la Abundancia」は、
面白かった!
「おかえり!タビオ!」と叫びたかったね。
というのも、前作の「Aunque estes lejos」は、
「どないしたん?」と
言いたくなる程だったため。
でも、隣のキューバ人のおばちゃんは
「監督はいろいろ試したいのよ」と言ってたっけ。
自国の映画を見る目が優しい。
前作は、やはりスペインロケってところで無理が
あったんでしょうか。
タビオ監督、今や、スペイン資本で映画撮ってますもので。
今回は、キューバ!
架空の小さな村「Yaragüey」(ヤラグェイ)が舞台。
その村に「Castiñeiras」(カスティニェイラス)という名字の人々が、
莫大な遺産を引き継ぐことになった、というニュースが
舞い込む。村は大騒ぎ。
何しろ、ここには大勢の「カスティニェイラス」姓が
住んでいるのだ。同じ「カスティニェイラス」でも
「y」が入っていてもいいだろう、とか
どんどん遺産相続者がふくれあがる。
それまで貧しいながらも仲良く暮らしていた
村人たちの間に亀裂が入って・・・。
といっても、そこはコメディ。
いやあ、笑わせてもらいました。
主演は「苺とチョコレート」の
ホルヘ・ペルゴリア。
ヴラジミール・クルスも出ております。
でもでも「バスを待ちながら」ほどの
インパクトはなかった。
予告編

キューバ映画の時は、客の入りが違います。
監督、キャスト挨拶を待つ人々で満席!!
ラテン!ラテン!ラテン!-タビオ1
ラテン!ラテン!ラテン!-タビオ2
やっと舞台挨拶。
監督、キャスト勢揃い。
ラテン!ラテン!ラテン!-タビオ3
みんなカメラでパチパチ。