ああ、早く書かなきゃ、と思いながら
今になってしまったハビエル・バルデム近況。
というのも、このブログでハビエル・バルデムの次回作は?という
ところで、いろいろな作品(「Killing Pablo」「Tetro」「Nine」など)
を出していたのですが、バルデム君、すべてを降板し、
1年間の休業を宣言していました。
4月4日付けEl Paisによると、コッポラの「Tetro」は、
ハビエルの降板によって、役柄を女性に置き換え、
あのカルメン・マウラが出演することに。
その時の、降板の理由はロブ・マーシャルのミュージカル「NINE」に
集中するため、と言っていたのですが、なんと、その「NINE」も降板。
(噂ではダニエル・デイ・ルイスにオファーがいっているとか)
アカデミー賞受賞までのきついスケジュールと
「Vicky, Cristina, Barcelona」に
「コレラの時代の愛」の撮影で疲れきったため、のようです。
日本人の俳優ならちょっと考えられないことですが、
そこはラテン系。一番大切なのは、自分の人生!!
きっと充電して、返り咲くことでしょう。
以前、来日したときについていたハリウッドのエージェントが
地団駄踏んでいる姿が目に浮かぶような気が・・・。
お休みして今年中に結婚なんてこともあるのか?
ちなみにあのとき、映画評ひどいから公開されたないかも、と
言っていた「コレラの時代の愛」は、無事に公開されることに。
上記2作の陰で「Killing Pablo」は、どうなったのだろう?
コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルの物語。
クリスチャン・ベイルと共演することになっていたのだが・・。
脚本で、すでにジョー・カーナハン監督とぶつかって
いたハビエル。
麻薬王という悪の部分だけではなく、
パブロ・エスコバルは、貧しい村や学校に電気を通したり、
コロンビアでは英雄視されている一面もある。
なぜ今も彼のために祈っている人々がいるのか。
単なる悪人ではなく、もっと複雑な人間だったと思う、と
脚本を読んだあとのインタビューで昨年、答えていた。
パブロ・エスコバルやるのなら、コロンビアで
スペイン語でやってほしいなあ~~♫