ああ、寒いとどうも動きが鈍くて。
早くコート類をクリーニングに出して
着られるようにしなきゃ、と思いつつ、
さ、む、い。
といいつつ、20日、千駄木にある
「古書ほうろう」に行って来ました。
先日の、cinecafe sotoでの上映会に店主ご夫妻がきてくださり、
(若いご夫妻っすよ、念のため)
「永遠のハバナ」のDVDを扱ってくださることになったのです!!
嬉しいな~♫
「ほうろう」って「放浪」から来ているようで、
まるで初対面とは思えない感じのご夫妻。
サイトの紹介にもあるように
「ほこりっぽくない、薄暗くない、
敷居が高くない、あるのは夢と野望と志
(なんつって)、あとやたらに面積がある、
そんな町の古本屋」さんでした。
古書ほうろう
こちらは、ご夫妻のブログっす。
広くってほんとに普通の本屋さんみたい。
折角なので、と書棚をながめていたら・・
おおおおおおお、ありました。
サマセット・モーム!!
短編集数冊に「アシェンデン」が!!
「人間の絆」と「月と六ペンス」以外、
あった文庫本、ぜんぶ、買い占めちゃいました。
なぜか私と飲み友達Sの間で最近、無性に
モームが読みたくなるね、という話をしていて、
さて、探そうと思うと、中々ないのですよ、これが。
学生時代に「アシェンデン」を読んで、
「モームってこんなに面白かったのか!」と
片っ端から読みましたが、当時は図書館でも
本屋さんでも並んでいたのですよね、モーム。
(ま、4半世紀以上前ですけど)
アンドレ・ジイドやヘルマン・ヘッセより
お酒をおいしく飲ませてくれるモームが、
酒飲む前から好きだったなんて。
というわけで、久々にモームの世界に浸っているため、
更新遅くなってます(と、言い訳)
それにしても、「古書ほうろう」で見つけた
古い文庫本、全部、岩波かと思ったら、
昔は、角川や新潮文庫も同じような体裁
(セロハン紙がはってあるやつ)だったのね。
旧仮名遣いの本(文庫の初版)もあって、
ちょっと時間かかりますが、なかなか乙ですよ。
秋の夜長の読書、ホットワインをお供に、
想像の世界に浸れます。
ほくほくしながら、帰りは日暮里まで、
ゆっくりお散歩して、充実したひと時でした。
みなさんもお時間あれば、ぜひ!!
商店街には、おいしいものがたくさんあります。
イベントも盛りだくさん。古本屋さんも多い。
本と散歩が似合う街 不忍ブックストリート
今度は1日かけて歩いてみたい。