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ゲバラ、ベニチオ:ソダーバーグ映画2連発!

いつになったら撮影再開するのか、と思っていた
スティーブン・ソダーバーグ監督のゲバラ映画2本。
ベニチオ・デル・トロがゲバラ役に!と
企画段階から、ラテン系メディアでは
大いに騒がれていたのに、いつのまにか中断していた。
撮影中
7月にやっと撮影再開したようだ。
実は、この作品、これまでいろいろ紆余曲折があった。
当初は、ソダーバーグはプロデューサーで、監督は、
テレンス・マリックだったのが、「ニュー・ワールド」
撮る為に、2004年の春に降板して、そこから、
ソダーバーグが監督に。
脚本に手をいれたのち、
2006年春からメキシコで撮影開始!の
ニュースが流れていたけれど、
先に、国連でのゲバラの演説から撮影。
で、その後、先に「オーシャンズ13」撮る事になり、
中断していた。
当初から、この撮影で2本作ると言っていた
ソダーバーグ監督。
どうやら、本当に、2本作っちゃうみたい。
Guerrilla」と「The Argentine
「Guerrilla」は、キューバ革命後が舞台で、
1964年、ゲバラが国連で演説する場面は、
すでに2006年に国連の建物の中で撮影済み。
「The Argentine」は、カストロらと共に、
1956年にメキシコからグランマ号に乗って
キューバに来る所から始まる、らしい。
今年は、ゲバラ没後40年で、
来年は、ゲバラ生誕80年。
2008年、公開予定になっているけど大丈夫か。
ベニチオ2
ベニチオ
双方とも、スペインのTelecincoとMorena Filmsが
入っている。
Telecincoは、日本未公開だけれど、スペイン、
ヨーロッパでヒットした「Alatriste」や、現在公開中の
「パンズ・ラビリンス」が成功したので、これから、積極的に、
映画製作に参加していくようだ。
共演者は、「そして、ひと粒のひかり」に主演した、
コロンビア出身のカタリーナ・サンディノ・モレノや
NINE QUEENS」のガストン・パウルスの名があがっているけど
まだ、何の役なのか、さっぱり。
マリック監督がキャスティングしていたはずの
ハビエル・バルデムの名は、消えているなあ。
さて、注目のカストロ役は、
メキシコ人のデミアン・ビチル。
デミアン
日本で公開された映画だと、
「死んでしまったら私のことなんか誰も話さない」と
ウエルカム・ヘブン」に出演してた。
どちらの作品も元アルモドバルの脚本を書いていた
アグスティン・ディアス・ヤネスが監督。
ビチルは、メキシコのテレビのミニシリーズで、
メキシコ革命の英雄、エミリアノ・サパタもやっているが、
歴史上の人物が得意なのだろうか。
どんなカストロになるのやら。
まだまだ謎が多いけれど、去年の初めから追っている
情報なので、また、詳しい事が分かり次第、
追加します。
実は、この映画の情報を目にしたときに、
2007年公開予定だったので、
話題になるよ、きっと!!な~んて、
「低開発の記憶」の追い風情報として、
劇場に出していたのが、途中で、消えたので、
「あれは、どうなったの?」と、聞かれ続けてた。
なので、やっと撮影再開してくれて、なんだか、
うれしい。頼むから、来年には、公開してくれ~~!