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「マチュカ」と現在のチリ

1日で、「マチュカ」と「バイオリン」を観たあと、
友人と朝の3時半まで飲んでしまった。
ああ、反省、反省。
でもね、いい映画を観た後は、思う存分、話したくなります。
ま、飲みたくなる、というのもありますが・・・(・_・;)
「マチュカ」に関しては、私なんぞよりも、
Reino de ReineさんのブログとCINEMA草紙さんのブログをぜひ、ご参照あれ。
すでにコメントにも書いてしまいましたが、
「マチュカ」は、ピノチェト政権に変わるところで終わっているので、
ラストシーンが余りにも切なく、哀しいのですが、
あれから34年たった今、ピノチェトが裁判半ばで亡くなり、
(しかし、長生きしたよなあ)
現在のバチェレ政権になったことを考えると、
多くの人命が失われながらも、あのラストシーンから、
闘いが始まっていたんだなあ、ということが分かります。
現在のチリのミシェル・バチェレ大統領は、
先日、来日しておりましたが、父親が、
軍人ながらアジェンデ政権に協力したため、
逮捕され拷問死を遂げています。
大統領自身も逮捕され拷問をうけましたが、
その後、亡命し医学部を卒業したのち、
ピノチェト政権下のチリに帰国して、
反政府活動を行った人物です。
バチェレ大統領就任式
今年は日本チリ修好110周年で、
11月には、チリの制作会社によるドキュメンタリー映画上映もあるらしい。