ボン大塚さんとシネマ草紙さん(bossacineさん)にトラックバック!!
ボンさんのコメントから、反ピノチェト歌手たちの映像がYouTubeに?と思って、私も探してみました。
その中にずっとずっと観たかった
Grupo QUILAPAYUN (キラパジュン)の
「El pueblo unido jamas sera vencido」
(団結した民衆は決して打ち負かされない)(直訳)
の最近のライブ映像が・・・・。
(⇧ちょっと音は悪いですが・・・。結成当時の
キラパジュンの写真が出てくるので)
私が聞いたのは、こちらのほう。↓
若きころの歌声
背景には、ピノチェト政権下の行方不明者たち。
アジェンデへのオマージュとピノチェト独裁反対運動。
この曲は、作詞キラパジュン、作曲セルヒオ・オルテガ。
1973年の6月に最初のバージョンが録音されましたが、
有名になったのは、チリのピノチェトのクーデータの後、
Inti-Illimani (インティ・イリマリ)が歌ってから。
1973年の9/11にクーデターが起こったとき、
キラパジュンは、パリでツアーを行っていたため、
そのまま亡命。
結成は1965年。
当時大学生だった3人のフォルクローレ・グループとして、
活動を始めましたが、途中から、ボンさんのブログにもある、
ビクトル・ハラがディレクターとなって、
「ヒゲと黒いポンチョ」で一躍、有名となりました。
(今も黒いポンチョは健在)
キラパジュンというのは、グループ名なので、
(マプチェ語で「3人のヒゲ男」の意味だそう)
メンバーは増えているし、出たり入ったりと
変わっていますが、この曲は、チリだけではなく、
ラテンアメリカでのデモなどで歌われることが多く、
私も初めて聞いたのは、メキシコでした。
久々に聞いて、また、心揺さぶられました。
ボンさん、ビクトル・ハラの当時の歌声も切ない。
こんな映像があるなんて、感激です。
ビオレタ・パラの「Gracias a la Vida」(人生よ、ありがとう)も。
シネマ草紙さんの「911とマチュカ」も、ぜひ、ご参考に。
(現在、ブラジル在住のbossacineさん。
テレビで「マチュカ」観られるなんて、
うらやましい限りだ)
日本では、スペイン・ラテンアメリカ映画祭で、明日1度きりの上映っす。
昔のQUILAPAYUN