おおお、遅くなってしまいました。
「低開発の記憶ーメモリアスー」に寄せられた
宮本亜門さんからのコメントをご紹介します。
お電話までいただいて、恐縮でございます。
パンフにはばっちりと。
「痛い映画だ。そこに殺人があるわけでもない。
ただ変革期に平静を保ち自らの生き方を
みつめようとする男がいるだけなのに。
その不安、虚無感、苛立ちがスタイリッシュな映像と
相まって見る者に染み入る。これほど時代の空気感を出し、
映像詩として浮遊間に満ちた内面を描けるアレア監督は、
やはりただ者ではない。もしかしたらこの映画はぼくにとって、
一生忘れる事の出来ない映画なのかもしれない、でもそれを
知るのは死ぬ前になるだろう。」
宮本亜門(演出家)
こんなに長いコメントをありがとうございました。
現在、発売中の「Esquire」と「Studio Voice」にも紹介と映画評が
掲載されています。
「Studio Voice」は、「非・入門的映画ガイド」特集。
「面白い映画をどのようにして観客に届けるのか?」
というテーマで、ユーロスペースの北條支配人も登場!!