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アカデミー賞外国語映画賞ノミネートはどれだ?

メルマガで盛り上げたゴールデン・グローブ賞でしたが、
6部門にノミネートされていた「バベル」が、
ふたをあければ、作品賞のみ。
まあ、何とな~く皆様で分かち合った感があった結果でした。
「バベル」は、ハリウッド映画だけれど、
監督はメキシコのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、
脚本は、メキシコのギジェルモ・アリアガ、
音楽は、アルゼンチンのグスタボ・サンタオラーヤとラテン系チーム!
日本の役所広司や菊池凛子も出ているしね。
アカデミー賞に期待しよう。
で、その、アカデミー賞。
ノミネート発表は、現地時間1月23日。おお、もうすぐだ。
ラテン系といえば、外国語映画部門。
各国が代表作品を出すのね。(今年は、61作品)
それで、ノミネート5本を決める前に、最終選考で9本までしぼるのですが、
その中に入っているラテン系は、2本。
(結局、ゴールデン・グローブ賞とおんなじに・・・)
(作品名をクリックすると予告編に行きますが、
英語またはスペイン語のみです)

メキシコのギジェルモ・デル・トロ監督作品(メキシコ代表)
「El Laberinto del Fauno」(パンズ・ラビリンス)
配給会社解説
なんと、全米批評家協会賞を獲得したそうな。中身より、賞の解説です(笑)
監督名の表記が「ギレルモ」なのが、ちょっと気になる今日この頃。
スペインのペドロ・アルモドバル監督作品(スペイン代表)
「Volver」(帰郷)
配給会社解説
(あ~、しかし、外国語映画部門には、「硫黄島からの手紙」が入るんだろうなあ、きっと)
さて、ラテン系、最終ノミネート5本に残れるか?
ここで、ラテンアメリカ諸国がど~んな作品を代表作として送り出したのかを、
ちとご紹介。
アルゼンチン
「Derecho de Familia」 監督:ダニエル・ブルマン(「僕と未来とブエノスアイレス」)
予告編(スペイン語)
ボリビア
「American Visa」監督:ホアン・カルロス・バルディビア
公式サイトのURLはあるのに、not found. とほほ。
ブラジル
「cinema, Aspirinas e Urubus」監督:マルセロ・ゴメス
予告編(ブラジル語)
これは、一昨年のキューバの映画祭で見ました。
第二次世界大戦中、戦争からブラジルに逃げて来たドイツ人が、
知り合ったブラジル人と一緒に、移動映画館を始める話。
切なかったのを覚えてます。
チリ
「En la Cama」監督:マティアス・ビセ
予告編(スペイン語)
コロンビア
「Soñar no cuesta nada」監督:ロドリゴ・トリアナ
キューバ
「El Benny」監督:ホルヘ・ルイス・サンチェス
(キューバ民衆に愛された歌手、Benny Moreの生涯。
「永遠のハバナ」でみんなが踊っている野外ダンスホールは、
Salon Rosado de Benny More なんです、実は。)
ペルー
「Madeinusa」監督:クラウディア・リョサ
(これは、去年のスペイン・ラテンアメリカ映画祭で上映されましたね)
ベネズエラ
「Maroa」監督:Solveig Hoogesteijn (いや~読み方がわからん(。>0<。))
予告編で、雰囲気わかると思ったのですが、
いやはや、ほとんど、なかった。
意地になって探しているうちに、こんな時間に。
今日の仕事、まだ、終わってない。
(^▽^;)アハ。